呼吸器内科外来

呼吸器内科外来とは?

呼吸器内科とは、息の通り道に関する器官をみる科です。主に、気管支、肺による疾患を治療していきます。呼吸は生きる上には非常に重要なファクターです。息ができなかったら命に関わります。そんな重要な器官を診ていく科となります。院長の私が呼吸器内科およびアレルギーの専門医であり、専門としているため内科の中でも呼吸器科は名前にも入れさせていただきました。当院は週7日診療にしているため院長以外の日もありますが、同じ診療ができるように呼吸器内科としての診療内容をお伝えしています。また、それぞれの医師が困った場合はすぐに院長と連絡とれるようになっています。
呼吸器症状は急に出てくることも多いので、ぜひ困ったらいつでも当院にお越しいただければと思います。

呼吸器内科が扱う症状と疾患

呼吸器内科は先ほど申したように気管支と肺の疾患が主になります。私自身、総合病院に従事したので、たいていの呼吸器疾患は経験致しました。呼吸器の主な症状は、

  • 息苦しさ
  • 胸痛

が多いです。また呼吸器疾患で診ている疾患は

  • 気管支炎(風邪)
  • 肺炎
  • インフルエンザ
  • 気管支喘息
  • 咳喘息
  • 肺気腫(COPD)
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 非結核性抗酸菌症
  • 特発性間質性肺炎

などが挙げられます。

  • 気胸
  • 肺癌
  • 結核

などはレントゲンで疑われるかどうかは精査することができますが、診断および治療は連携している総合病院へご案内させていただきます。呼吸器疾患は症状だけでどの疾患か鑑別するのが非常に難しい病気です。ほとんどの病気は咳が出てきますし、痰のあるなしである程度鑑別するも断定はできません。そのため症状以外の問診や聴診の他、検査が非常に大切になってきます。

当院の呼吸器内科の特徴

患者様のニーズに合わせ柔軟な治療を

たかが咳、されど咳・・・。多くの患者様に接すると色々なタイプの症状があります。

  • ちょっとした咳だから、とりあえず薬だけ欲しい
  • 激しい咳で、市販薬が効かないから診て欲しい

だと問診票で咳にチェックがついても温度差はかなり違います。これら両方の方に一辺倒の治療をしても両者ともに不満が募ると思います。そのため当院では初診、および再初診の方には、そのため当院では患者様の症状およびご希望に合わせて柔軟に対応できるように

A.診察医にまかせる
B.できるだけ簡潔に診察希望
C.今回の症状について詳しく検査希望

の3つから選択するようになっております。Bを選択する方は軽症の方が多いでしょうし、Cを選択する方は、症状がひどい、もしくは他院の処方で治らない方が多いかと思います。
このように同じ咳などの呼吸器症状でも患者様のニーズに合わせて柔軟に対応できればと思ってます。ただし、副作用が強い薬や、抗菌薬、吸入ステロイドなど初期で投与するとその後治らなかった場合、診療が困難になるものは検査を受けてから処方をお願いする場合があります。患者様に意地悪がしたいわけではなく、患者様のことを思ってこその提案だと思っていただけたら幸いです。

総合病院、大学病院並の検査機器を完備

先ほどの症状の中で、呼吸器科の症状として一番多いのが咳かと思います。当院でも咳の診療には特に力を入れております。そのため、私が従事した経験のある総合病院、大学病院とできる限り同じ診療の質を提供したいと思い色々な機器を準備いたしました。一部を紹介したいと思います。

(1)胸部レントゲン写真

胸部レントゲン写真まず胸部レントゲン写真ですが、撮影することで肺の中の器質的異常を確認することができます。肺炎をはじめとした感染症に、気胸や肺癌など肺にまつわる疾患のほとんどはレントゲンからまずは疑うことが始まります。逆にいえばレントゲン撮影をしないと肺疾患のほとんどが疑わしいか分からないことになります。

  • 咳の症状が強い方
  • 咳の症状が長引いている方

はまずレントゲン写真の撮影を考慮していただければと思います。一方でレントゲン写真で気になることが被ばく量かと思います。レントゲン写真の1回の被ばく量は、日本からアメリカへ一回行く自然被ばく量とほぼ変わりません。つまり正面と側面の2方向撮影しても日本とアメリカを飛行機で往復した程度の被ばく量です。海外旅行行くときに被ばく量が気になるという人はほとんどいないと思います。

また妊娠中の方は防護服をご用意しています。そのため撮影前に妊娠している旨をお伝えしていただけたら、装着しますのでお腹の中の赤ちゃんに全く影響しません。むしろ被ばくを怖がって、肺炎や結核などを見過ごす方がはるかに問題になります。レントゲン写真は

  • CR(コンピューテッド・ラジオグラフィ)
  • DR(デジタルラジオグラフィ)

の2種類の機械があります。CRはレントゲン写真用のプレートをX線画像の記録して撮影します。X線がプレートに吸収された後、露光したプレートを、デジタル画像に変換され表示されます。プレートの差し込む手間および変換されるまでのスピードが時間がかかり患者様の待ち時間につながります。
一方のDRはフィルムではなく、画像認識素子という特殊な撮影を用います。そのためCRのようにフィルムの交換や、変換する必要がなく高速撮影が可能となっております。さらにCRのように変換しないで瞬時に画像変換されるため高解像度を可能としており、総合病院に負けない画質になっております。機器の値段はもちろんDRの方がCRより高いですが、当院は患者様第一に考えてDRでの撮影をご準備しております。少しでも被ばくを抑え、患者様の待ち時間を減らすように努めてまいります。

(2)呼気NO検査

呼吸器内科専門として今や必須の検査になりつつなっております。咳の原因は多くは感染症かアレルギーといわれております。感染症かどうかはレントゲンである程度判断いたしました。次にアレルギーの炎症かどうか息の成分を調べることでわかる検査が呼気NO検査です。
この検査は2010年頃に登場した新しい検査になります。NO(一酸化窒素)とはアレルギーの炎症(好酸球炎症)がある方に発生する物質になります。呼気に含まれているNOの量を息を吐くだけで測定するのです。ふーーっと一定の流量で息を吐くだけなので痛くも痒くもありません。この検査はアレルギーの炎症で咳が出る気管支喘息、咳喘息の鑑別に非常に有用です。逆にこの検査を受けてなかったら、本当に咳喘息/気管支喘息か怪しいところです。

一つこの呼気NOの注意点があります。この呼気NOはぜひ治療が開始される前の状態で測定していきたいということです。なぜかというと治療してから呼気NOを測定しても、呼気NOが低い場合

  1. もともと数値が低い
  2. 治療薬が中途半端に効いて呼気NOが下がった

二つの可能性が考えられます。これに関してはどちらか判断がつかなくなるので、治療を先行してしまうと治らなかった時によくわからなくなってしまうのです。そのため当院では、患者様のことを考えたうえで胸部レントゲン写真および呼気NO検査を治療先行する前にお願いできればと思っております。

(3)胸部CT検査

胸部CT検査

  • レントゲンで特殊な像を認めた場合
  • レントゲンで疑わしいがはっきりと確認したい場合
  • 初期治療で治らず細かく確認したい場合

等の場合胸部CTを考慮する必要があります。ただし胸部CTは、X線を用いて、胸部の断層写真を撮影する検査のためレントゲン写真の200倍の被ばく量です。そのため、撮影に関しては上記のように必要な時のみに絞る必要があります。
当院では

  • 初診時に全て撮影する
  • 胸部XPに異常があれば全て撮影する

といったことは患者様の負担を考慮し致しません。また胸部CTは、当院では撮影できない検査ですが、安心してください。必要時は連携している病院に紹介することで、総合病院同様柔軟に対応できるようにいたしております。また胸部CT検査は、体を断層にして撮影する検査です。体を断層して撮影することで、気管支や肺以外にも

  • 乳房
  • 心臓
  • 肝臓
  • 食道
  • 縦隔
  • 大動脈含めた血管

など様々な部位が撮影されます。近年見落としによって患者様に不利益を被った事例も全国であるのはそれだけ読影が難しいからです。呼吸器内科医として多くの画像を診ていきましたが、どうしても肺や気管支以外の部位は専門家でないと分からないことも多いです。

  • 乳房に結節影があった
  • 肝臓に癌を疑う所見があった
  • 骨の一部に溶けてる像がみられた

などなど見落としがないよう、当院では放射線科医の先生の読影結果をもとにダブルチェックで診察します。呼吸器内科だから肺以外は診ないということはないので安心して検査を受けていただけたらと思います。

この他にも、

  • 呼吸機能検査
  • 尿検査(レジオネラ、肺炎球菌)
  • 採血(アレルギーや炎症反応など)
  • 喀痰培養
  • 喀痰細胞診

などなど私が総合病院に勤めていた時と何ら遜色なく検査できるよう準備しております。当院でできない検査は先ほどの胸部CTのように、連携して撮影するので、呼吸器科に関しては総合病院に受診したつもりで来ていただければ幸いです。

最新のガイドラインでベストな治療を目指して

しっかり細かく診断したうえで本来であれば治療を受けて欲しいと思っています。咳がひどいというのは、気管支・肺に何かエラーがあるよと教えてくれる警報器となります。ただの咳止めで様子見てよいかは検査がどうしても避けては通れません。そして上記診断もしくは疑わしい病態がつかめた場合、その時その時でベストの治療薬を選択できるようにいたします。例えば気管支喘息に関して言えば昔は、吸入ステロイド単剤がメインでした。しかし、気管支喘息の治療薬としてβ②刺激薬と吸入ステロイドの合剤が主流に現在なっております。さらに新しい治療薬として抗コリン薬という3剤の合剤のものに、内服薬以外にもバイオ製剤といって注射剤も登場しました。当院では毎週製薬会社との勉強会を開き、常に新しい知識を取り込もうと日々努力しております。こんな治療があったらやりたかった、なんてことがないように新しい治療が示せるようやっております。もちろん総合病院でしかできない治療は適切なタイミングでご紹介致します。

また、細かく検査ができるということは、症状以上に状態が悪かったことも当日に分かることになります。内服薬や吸入薬のみで初期治療が不十分な場合

  • 点滴
  • ネブライザー(吸入器)

点滴といった治療が必要になります。当院では診断と同時に治療にも力を入れております。特に綱島駅周辺は総合病院がないため、気軽に総合病院へ行けない地理的な面も考慮し、当院ではこれらの治療もできるように準備しております。点滴室には5人対応できますし、ネブライザーも複数台用意しておりますので、だれか治療しているからできないといったことがないようにしております。当院は入院手前までの治療を受けれるように準備しております。

当院の呼吸器内科の特徴④患者様のご都合に合わせた柔軟な受診を目指して・・・
大学病院や総合病院だと凄い細かく精査してくれると思ってる方いらっしゃらないでしょうか?しかしそれは大きな間違いです。私も総合病院で従事していたので、分かりますが以下の患者さん3人きたらどうでしょうか?

  1. 酸素状態が悪く緊急に対応が必要で救急車で運ばれた方
  2. 胸部レントゲンで肺癌が疑われて、クリニックから紹介された方
  3. 咳が治らなくて、細かく検査して欲しくクリニックを通過せずに受診した方

呼吸器内科医が力を入れる順番としては①、②、③の順です。
① は急いで治療しないと命に関わるため、優先順位が最も高いです。
② の肺癌が疑われる方は、命に関わる病気だと誰でもわかるため慎重に話を進めていき患者様との関係を構築していく必要がある病気です。
一方で③はどうでしょうか?咳が治らないってだけで、軽症か重症かいまいちわかりません。とりあえず命に別状はなさそうな疾患は後回しになることが多いです。ここで何が伝えたかったというと、総合病院とは基本的にはクリニックから、

  1. 命に関わる疾患
  2. 総合病院でないと診察・治療できない疾患

を中心に診るところであって、とりあえず診て欲しいと言われていくべき病院ではありません。何時間も待たされて、満足いく診察が得られない理由としては上記のような重症例に時間を割くためです。そのため当院では先ほどの検査・治療も含めて総合病院並の設備をそろえております。これらの診療をいつでも受けられるように土日診療、夜間診療を行っております。予約優先のため、事前に予約していただければスムーズにお呼びできるかと思います。

  • 子供がいてなかなか大病院に行くのに抵抗がある
  • 仕事があって平日午前に受診できないよ
  • 毎日点滴治療が必要といわれたが、入院はしたくない

など様々な患者様の社会的背景を考慮し、対応できればと思います。予約なしでも、診察の混み具合にもよりますが、いつでも受けることができます。

  • 吸入薬がそういえば無くなった。
  • 今朝から急に咳が出たから診て欲しい

などなど困ったことがあったら気軽に受診してください。

まとめ

内科の中でも呼吸器内科は特に当院が力を入れている科目になります。どんな些細な軽症例の方から、どこの病院行ってもなかなか治らない重症の方まで柔軟に対応できるように準備しております。気になることがあればぜひお気軽に受診してみてください。

  • 胸部レントゲンなんて必要ないなんて思ったら肺炎だと分かって良かった。
  • 息吐くだけで咳喘息と診断できて助かった。

なんて声が一人でも増えたら私たちも嬉しく思います。

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